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大阪城(だいはんじょう)
面白い名前にやられたのはもう随分昔の話、京阪の守口市駅から歩いて5分もかかりません。
守口界隈って、何気に良い店が揃ってて、立呑だったら大阪城、バーボン飲むならロジン、理で蕎麦と日本酒、新しい店も次々とオープンして、枚挙にいとまなく店が有ります。
私自身、二十歳そこそこの酒の味も良くわからない若い頃から遊んで来た街で、この界隈で酒を覚えたと言っても良いぐらいなんです。
店内の様子
さて大阪城。
店構えはもちろん、店内も年季の入った、いかにもという味を出してますね。
立呑とは言え、酒も肴もメニューの充実ぶりが凄いんです!
16時のオープンと共にバタバタと人が入り、17時を過ぎると、会社帰りのおっさんたちが次から次へとやって来ます。
地元の酒飲みはみんな知っているという感じですね。ネット時代の昨今は口コミを聞いて、結構遠方からもやってくる人が多いそうです。
厨房の前のカウンターに店内のテーブル(もちろん立呑ですよ)、30人も入れないぐらいの広さ。
先にも書いた通り、確実に店入るなら、早めの時間がベストなのは当然ですが、先に入ってる人に「すんませんねー」などと言いながら、ずれてもらって一杯とかも、立ち呑み屋らしい風景でもありますね。
立ち呑みは、一般的な居酒屋よりも回転は早いんで、少々混み合ってもOKな酒飲み文化です。
らしいと言えば、最近はすっかりと立呑み屋も様変わりしてきた感があります。若い女性が一人でとか言う姿も珍しくないし、大阪城での話じゃないですが、タバコを吸うおっさんに「飯がまずくなる」と文句言う若者を見たことが有ります。
一人で、同僚と、美味い酒を気兼ねせずに自由に飲むことが出来る場所だった酒場も、色々と様変わりしてきたもんだと、子供の頃から親父に連れられて立ち呑み屋には出入りしてた私なんかは複雑な思いでそんな様子を眺めてます。
メニュー
立ち呑み屋らしい、冷蔵庫に入った小鉢とか、おでんに串カツなんかの定番に加えて、びっくりするぐらいなんでも有ります。
ラーメンとかうどんにパスタまで。
一度、若者がラーメンすすってるのみて美味しそうだったんで、次こそはと思ってるものの、まだ実現していません。
酒類が豊富なのがまた嬉しい。地酒に各種焼酎、果実酒まであって、懐具合と好みで好きなもんを楽しめます。
そして、立呑みなんでリーズナブル。
画像を撮らせてもらった、冬の寒いとある日のお会計は、友人と二人でサッポロ黒ラベル大瓶二本、ポテトサラダ、茶碗蒸し、牡蠣フライ、どて焼きで2200円ほどでした。
最近、せんべろ(千円でベロベロに酔う)みたいな言葉が流行ってるみたいですが、まさにせんべろですね。
アクセスと営業時間
守口市駅からのアクセスなら、西口を出てセブンイレブンを目指すと、向こう側、右手に黄色い大阪城のテントが見えます。
営業時間:16:00~22:00
定休日:土日
電話番号:06-6993-8757