おいない屋情報
おいない屋?
店名の「おいない」とは、一体どういう意味だろうかと訪ねてみたら、京都の言葉で「おいでなさい」とか、まー、いらっしゃいみたいな意味だと理解すれば良いいうことですね。
暖簾をくぐれば、カウンターと2人が囲める小さな背の高いテーブルだけの20席ぐらいのこじんまりしたお店です。
見るからに人の良さがにじみ出ている店主が丁寧に切り盛りしています。
独りで軽く一杯、もしくはパートナーと二人で、みたいに、こじんまり飲るに、なかなか良い店だと思ってます。
おいない屋のメニュー
「おいない」が京言葉ということで、京都系なお店です。ということで、おばんざいの類、いわゆる京都あたりの家庭で作られてきた惣菜メニューが充実しているということ、これは、我々左党にはなんとも嬉しかったりします。
おばんざいですから、季節の肴はもちろん充実、その他のメニューもその日のおススメのお造りや、地酒から焼酎ほか、ドリンクの類も充実してます。
入れ替わりの激しい界隈のお店、以前は何の店だったかなと思いつつ、長く頑張って欲しい良店の一つに数えられるのは間違いありません。
気になるお値段の方も、肴のクオリティからすると、なかなかリーズナブルだと思いますね。
生たこのヌタ和え
子供の頃は、ぬた和えなど、こんなものを美味しいと思ったことなかったものですが、こういうひとしなが沁み入るおっさんになったなと、「美味い」と声を出すたびに思ったりしています。
白和え
なかなかの具沢山ぶり、日本酒との相性が抜群です。おいない屋の丁寧な仕事が伺えるひと品だと思います。
新さんまの塩焼き
さんまの塩焼きはおばんざいかどうか判りませんが、そこは大した話じゃありません。秋のさんまの塩焼きにすだちを絞っての一杯はたまりませんね、大好物です。
ぎんなん塩ゆで
ぎんなんもまた、秋から初冬にかけての味覚の定番、季節感たっぷりのなひと品じゃないかと思います。
火を入れたぎんなんの独特の香ばしい風味にねっとりとした食感は大人の味でしょう。
地図と営業時間
天六界隈をよく知る人ならご存知な方が多いと思います、銘店が集まる名物エリアの一つ、レンガ通りの東側を抜けた道路沿い、右に曲がってすぐの場所にあります。
地下鉄の天神橋筋六丁目の一番出口を出て左へ100メートルぐらい?です。
大阪市北区菅栄町13-8
06-6314-6232
不定休 17:00~24:00