昼飲みOK 天神橋筋商店街の天満酒蔵 (てんまさかぐら)

天満酒蔵 (てんまさかぐら)

天満酒蔵はこんな店

お馴染み、天神橋筋商店街の寿司屋通り、天五付近にある有名所の一杯飲み屋、天満酒蔵です。てんましゅぞうではなく、てんまさかぐら と読みます。

酒好きのバイブル、吉田類の酒場放浪記で紹介されたり、各メディアで取り上げられた数は枚挙に暇がなく、これぞ大阪天満の大衆酒場 というお店です。

創業は昭和44年というので私と同年代です。暖簾をくぐればいわゆる昭和。

最近、結構見かける昭和風な作りではなくて染み付いた昭和の臭い、親父な臭いがプンプン。何度も賞賛しておきますが、天満の酒場「らしい」お店です。

昼飲みOK 天満酒蔵 (てんまさかぐら)

間口は狭いですが、奥に向かって縦長な店で、長ーいカウンター席と2人掛けのテーブル席があります。

愛想の良くないねーさんも、この手の店ではお愛嬌。「けしからん」という向きは、この手の店に立ち入るべきじゃありません。

考えてみたら当然だなとも思います。なんと言っても十一時から一杯出来る出来る店です。

真っ昼間から一杯やっている酔っぱらい相手に、四六時中ニコニコ相手はしていられないと納得すれば良いでしょう。それでも「こっちは金払ってる! こっちは客だ!」という方は、この手の店は違うと思います、絶対に。

ところが、親父が集う店だと思っていたら、不思議なことに、最近は女性客の割合が増えてるなという不思議。ジュースやお茶飲んでるいい大人の姿もあったり。

変わっていってしまうのかもしれませんね、この手の店も。

天満酒蔵のメニュー

刺身からおでんに焼鳥、いかにも、一杯飲み屋、大衆食堂というメニューが並びます。

どれもこれもがリーズナブルに、そして同好の士が沢山集まるので、昼間っから人目をはばかること無く、心置きなく一杯やることが出来るのが魅力なのが天満酒蔵です。

ビール一杯に湯豆腐かおでんを摘んで、キズシやマグロでもう一杯飲んで1000円ほどでさらっと帰るのが我々酒飲みスタイルだと嘯きつつ、結構な量をついついいただいてしまう店です。

はっきり言って、とびっきり◯◯が旨い!とかそんな店でもありません。酒飲みの酒飲みの為の昼間っから一杯やれる店。ガヤガヤと友人知人と連れ立って行く店でもなく、一人二人でしみじみと酒を楽しむ店。

昼間っから飲みたい酒飲みにこそおすすめしたい店です。

関東煮

天満酒蔵 (てんまさかぐら)

大衆酒場と言えば、と言うか、酒場に関東煮、おでんは外せないメニューだと信じて疑いません。

近頃は関西でも「おでん」という呼び方が主流となっている気がしますが、おでんと呼ばずに「関東煮」という呼び方にこだわりと歴史を感じます。

シンプルなメニューだからこそ、出汁の味から炊き方まで店のこだわり、力量が伺えると思うのですね。

関東煮の盛り合わせは、なんとたったの400円とリーズナブルです。

まぐろ山かけ

天満酒蔵 (てんまさかぐら)

天満酒蔵は魚系のメニューが充実しています。

ただ単に、まぐろ山かけが好きだ、ってこともありますが、酒の肴にまぐろの山かけって、ビールにも日本酒にも焼酎にもあうマルチな肴だと勝手に思ってます。

ということで、ここでは必ず注文するのがまぐろの山かけ、450円です。

天満酒蔵ハイボール

ブラックニッカと樽ハイのブレンド、天満酒蔵限定のオリジナルハイボールは密かな人気商品です。

ウイスキーを酎ハイで割るという面白い組み合わせなのですが、これが思いの外美味しくて、しかも340円とリーズナブル、人気なワケが判ります。

天満酒蔵への地図と定休日 営業時間

定休日:週一回不定休
11:00~23:00

JRの天満を降りたら天神橋筋商店街を北へ(天六方面)へ歩いて数分、商店街の幅が狭くなったあたりの左側にあります。

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