老舗の大衆飲み処 徳田酒店
大阪駅前ビルの徳田酒店です。「創業明治23年大衆飲み処 徳田酒店」と書かれた大きな暖簾。この手の店は大外し無しで酒が飲めると決まっているのは長年の酒場めぐりの経験が教えてくれます。
京橋の駅前が本店で、第三ビルとバルチカ、三箇所で、早い時間からやってます。
早い時間からというのがポイント、ルクア店に至っては、昼前からやってます。リーズナブルに我々左党が喜ぶ肴がたっぷり、酒もたっぷり、外しません。
先ずは瓶ビール「大瓶」と枝豆などなにか小鉢を幾つか注文が酒飲みのセオリー。
大瓶はアサヒにキリン、サッポロと「複数銘柄」の「大瓶」が置いてあるのは酒飲みが喜ぶ必須条件です。店の味、酒の味を語るならビールの銘柄にも拘りたい。
ちなみに生ビールはモルツだった様子。ビールをゆっくり飲みながら、店のメニューを見回しながら、本日のおススメメニューなどを注文するのです。
隣のテーブルの様子を横目で伺うと、お手頃価格でボリュームもたっぷりな本日のおまかせ刺し身の盛り合わせがうまそう、鮪に烏賊に雲丹、かなりレベルの高い盛り合わせを満喫しました。(写真無し・・・)
店員さんは派手な今どきのおねーちゃんなどが多いものの、良くあるチェーン店の居酒屋とは違って、しっかりと教育が行き届いている様子で、接客も良く、落ち着いて一杯やることが出来ますね。
徳田酒店のメニュー
豊富なメニューのほんの一部をご紹介しておきます。
地酒
地酒は1合はたっぷりの利き酒猪口、良い雰囲気です。先日店員さんが語ることによると、この大猪口は220ml程も入るとのこと、リーズナブルです。
私などは酒器の雰囲気も好きなもので、名のある高級な酒器で飲みたいとか言うんじゃなく、地酒なら利き猪口とかビールならメーカーのロゴが入ったグラスだとか、もうこのデカイ利き酒猪口が出た時点で徳田酒店はお気に入りの店に数えられるようになりました。
バルチカ店の地酒メニューには、私の大好きな酔鯨がありました。
おでん
こちらはバルチカ店のおでん。しっかりと出汁を含んだ大根がたまりません。
大衆酒場でおでんは大定番、おでんが今ひとつなお店って、そうそう、見かけることは無いですけど、おでんが駄目だと他のメニューも期待できませんから。
煮込みホルモン
これもまた大阪の大衆酒場の定番、煮込みホルモンです。
しっかりと炊き込まれたホルモンとこんにゃくは最高の肴ですね。
とん平焼き
大阪名物と言うと、このとん平焼きなんかもまた、大衆酒場の定番メニューじゃ無いかと思うのです。
玉子と豚肉、ビールにも酒にも合う、万能の肴じゃないかと思ってます。
ヘルメスソースの焼きそば
ご近所のスーパーではなかなか手に入らない、こだわりの大阪地ソース「ヘルメス」を使った焼きそばです。
風味の良いソースで、締めのひと品、ガッツリ食べたい、って時などにおすすめするメニューです。
白菜の浅漬けなどと一緒に、ちびりちびりと昼間っからいっぱい出来る幸せですね。
各店のアクセスと営業時間
何度も書きますが、15時からと早い時間から営業しつつクオリティの高い肴がいただける、おススメの店です。
第三ビル店
営業時間 15:00~22:30
定休日 日曜日
第三ビルにはB1とB2に二店舗あるのを知らずに(このビル風景が同じ過ぎます)、どうやら私が足を運ぶのはB2の方らしく、こちらは日曜日も営業しています。
バルチカ店
営業時間 11:00~24:00
年中無休
大阪駅直結のルクアのB2階です!